有機肥料で栽培した、仁井田米(特別栽培米)

特別栽培米

宮内商店は、72戸の全仁井田米生産農家と提携し、今年も特別栽培米専用肥料として動植物有機原料(有機資材)の肥料を使って、お米を栽培しました。この栽培方法は、安心、安全を最優先して、さらに食味をあげる方法でもあります。霧の町、高南台地(海抜230メートル)から、今年もきれいで、おいしい仁井田米をお届いたします。
食材豊な土佐の台所といわれる高南台地、旧窪川町。8月、中旬から霧がかかり、日中と夜間の温度差が10度以上になります。この自然条件が、お米がおいしくなる理由のひとつです。
自然豊かなきれいな水が流れる四万十川。その水の流れの中で育つきれいなお米仁井田米。今年も特別栽培米でお届いたします。

全国の産地がコメの味を競う「平成27年第17回 米・食味分析鑑定コンクール」が、石川県小松市で開催されました。宮内商店稲作部会員が、都道府県代表部門で金賞を受賞しました。

その年のお米の中で、日本一おいしいお米を選定するコンテスト「第10回・お米日本一コンテスト」が、静岡県沼津市で開催されました。宮内商店稲作部会から、浜口 安千代が最高金賞を受賞しました。

おいしいお米、仁井田米の秘密

その1.仁井田米の生産される四万十町窪川地区は標高230メートルに位置し、6月から10月頃まで朝、霧がかかります。その影響で日中と夜間の温度差が10度以上あり、この寒暖の差が食物がおいしくなる理由です。

その2.化学肥料は使わず有機質資材を、肥料として使っています。特に魚のあらを粉砕した肥料や、ミネラルを多く含んだ岩盤をすりつぶした粒剤や、太古の昔の海鳥の糞とサンゴ礁の混ざったリン酸を使うなど、稲が吸収しやすい、おいしくなる肥料設計だからです。

その3.この肥料設計は、出穂後、窒素成分が引けてきます。ここが食味を上げるポイントなのです。

その4.温暖化の進む現在、その気候にあう品種として、九州、沖縄農業研究センターが育成した品種「にこまる」があります。この品種が日本を代表するお米、コシヒカリに迫る食味です。平成27年に開催された「お米日本一コンテスト IN 静岡」で全国から587検体の出品の中で数あるコシヒカリをおさえて日本一になった宮内商店稲作部会のお米が「にこまる」です。

特別栽培米(仁井田米)と一般米との比較表
農薬
防除項目 特別栽培米 一般米
種子消毒 温湯消毒での予防 スミチオン・テクリードC(2剤使用)
箱処理剤 Dr.オリゼプリンス箱処理 Dr.オリゼプリンス箱処理
除草剤 (ウルフエース粒剤17)もしくは、ミスターホウムランLジャンボどちらか1剤を使用 使用基準により1剤~2剤
本田防除 (ブラシン剤)もしくは、(MRジョーカー剤)
※病害虫が多発し大幅な減収が予測される場合のみ、どちらか1剤を使用
ブラシン剤(2回)
バリダシン剤(2回)
スタークル剤(2回)
肥料
項目 特別栽培米 一般米
土づくり 化学窒素肥料(10aあたり5kg以内) 化学窒素肥料(制限無し)
特別栽培米の種子消毒から精米出荷まで

4月上旬、種もみは農薬を一切使わない温湯消毒します。

宮内商店の仁井田米、提携生産農家72軒は4月上旬に弊社の温湯殺菌装置で農薬を使わず種子消毒をしています。特別栽培米の種子消毒です。
1.温湯殺菌効果を上げるために比重1.13以上の塩水撰を行います。この時、浮いた種モミは取り除き捨てます。
2.よく水洗いを行い種モミから塩分を除きます。
3.種モミをよく乾燥させます。(水分15%以下)
4.アミ袋に1/2を目安に入れ殺菌効果をあげます。
5.温湯殺菌60℃で10分間殺菌します。
6.温湯殺菌した種モミをすぐ水道水で冷やします。

発芽させた苗をハウスで育てます。4月中旬から下旬。

宮内商店の提携農家では、特別栽培農産物専用肥料を使用しています。窒素成分の50%以上が有機態チッソとなっており、動植物有機を多く含みますので健全な生育と品質向上に役立ちます。

成苗を田植機で丁寧に植えつけます。4月中旬から下旬。

特別栽培米専用肥料として、動植物有機原料(有機資材)を使った土壌に仁井田米が植え付けられます。
ミネラル宝素、ピタリG1(肥料・栄養剤)を使用し、ミネラルたっぷりのお米に成長します。

■有機質肥料を使用すると
1.土壌微生物の繁殖を高め、土壌の団粒化を促進し、保水性、透水性、保肥力等を高めることで、健康な土づくりができます。
2.根の活力を高め、日照不足や低温、干ばつ、病害虫などのストレスに強い抵抗力を持つ、健全な米作りができます。
3.米の味や色艶が良くなり、糖度を高めるのに役立ちます。
4.ビタミンやミネラルの含有量が増え、栄養価の高い作物ができます。

青々とした稲が生育していきます。7月上旬から8月上旬。

7月上旬から8月上旬。高南台地(海抜230メートル)、窪川町(旧町名)は霧がよくかかります。四万十川の上流域で水がきれいなこと、日中と夜間との温度差が10度以上になる自然条件が、仁井田米がおいしくなる理由のひとつです。お米づくりの自然条件もそなわっています。

たわわに実った稲穂の刈り取り。9月上旬から10月上旬。

赤とんぼの飛びだす頃、いよいよ有機肥料を使用して栽培した仁井田米(特別栽培米)の収穫です。農家は天候を見ながら刈り取り日を決めます。今はコンバインで刈り取るため、1日で50アールから1ヘクタール刈り取りできます。刈り取ったモミは直ちに乾燥機にかけ1日かけて水分を15%までに乾燥させます。その後モミ擦りをして宮内商店へ出荷し、消費者の皆様へのお届けとなります。
※1アールは100平方メートル。1ヘクタールは10,000平方メートル。

甲把さんご夫婦の栽培している、香りのする米の刈り取りです。写真は、宮内商店の宮内理華(農産物検査員)です。
穂の長さは、ヒノヒカリより長くたいへんしっかりしています。



農産物検査がはじまります。9月上旬から10月上旬。

宮内商店の提携農家より、入荷した仁井田米は弊社農産物検査員により、検査いたします。水分、成熟度、さらに食味鑑定装置で検査した結果、等級が決められます。

ご注文に応じて出荷いたします。9月上旬~通年。

検査された、仁井田米は弊社低温倉庫(15℃以下)で管理し、ご注文に応じて精米して出荷いたします。

宮内商店の提携農家のみなさんです。このあたり一帯で仁井田米を栽培しています。提携農家と一緒に、仁井田米の安全性とおいしさの向上に努力しています。


Since January, 2006 All Page Copyright 宮内商店